ホテルや旅館の客室の冷蔵庫は、備え置きのビールやジュースを取り出すと自動的にフロントにオーダー記録が送信されるスタイルが多い。ある日、ビジネスホテルに泊まったときだ。チェックアウトの朝、身支度を済ませてフロントに向かったところ、
「お部屋の精算はございませんね、ありがとうございました」
「いや、朝、冷蔵庫のジュースを飲んだんだけど」
「…あ！ 申し訳ございません、反映されておりませんでした」
また別の日、温泉宿に泊まっときも、同様に、朝飲んだドリンクの精算が反映されていないということがあった。思うに、ホテルスタッフは、朝はチェックアウト作業で忙しいため、冷蔵庫の精算を前日深夜までの記録で済ませてしまいがちなのでは…。てことは朝飲めばタダ？
粗大ゴミを確実に処理してもらえる、町中の不法投棄場所
建設関係の仕事に就く友達から聞いた話だ。取り壊し予定のマンションの敷地内や、これから建物を建てるために更地にしている土地には、粗大ごみの不法投棄が本当に多いらしい。タンスやダイニングテーブルなど、大きな家具もおかまいなしに捨てられているそうな。もちろん迷惑極まりないわけだが、しかし建設業者にとっては家財道具の片付けなんてのは大したことではない。まあしょーがないかと処理するらしい。
不法投棄する人間は、そのへんの事情を見越して捨てているんだろう。同じ不法投棄でも、山や河原に捨てたのでは証拠が残りつづけてキモチ悪いが、処理してもらえるなら精神的にもラクだし。
