会話のタネ!雑学トリビア

裏モノJAPAN監修・会話のネタに雑学や豆知識や無駄な知識を集めました

通販は便利この上ないが送料がバカにならない

通販は便利だ。商品を家の玄関まで運んでくれるので、俺のような出不精の人間には実にありがたい。なので衣料品から食品のお取り寄せまで、身の回りのものは何から何まで通販で購入しているのだが、問題は送料だ。細々と頼むと送料だけでもバカにできない額になる。そこで俺が使っているのが以下の方法だ。
1 通販サイトで、送料が一番安い地域の適当な住所を記入する。
2 通販会社から発送お知らせメールが届く。
3 メール内にある、運送会社の「お問い合わせ伝票番号」を確認。
4 運送会社に電話をして、配送先を本当の住所に変更してもらう。
これで完了。つまり商品が発送された直後に、通販会社ではなく運送会社に住所変更を申し出るわけだ。本来なら差額分を後に請求されてもおかしくないのだが、かつてそんなことは一度もない。どこが負担してくれているのだろう。

「価格ドットコム」は、ご存じの通り、欲しい商品を一番安い値で扱う販売店を調べることができる。しかし調べてはみたものの、結局、その最安値店では買わないことが多くないだろうか。特に電化製品などの場合、最安値をつけてるのは名前を聞いたこともないネット通販店が大半である。アフターサービスも悪そうだし、送料も取られるし、何だか気が引ける。だから結局は安心な有名量販店に向かってしまいがちだ。そこでヤマダ電機である。店頭で「他店より1円でも安い場合はご相談下さい」と謳っているのは有名だが、実はヤマダ、価格ドットコムのプリントアウトを持参すれば、その交渉にも乗ってくれるのだ。ただし交渉すべきは、腰にインカムをつけた、裁量権を持った店員のみだ。彼らに声をかけ「今日買いますから」と言うべし。スタッフは他の客の目を気にしつつ、「…では特別に」と電卓を叩いてくる。私は最近、この方法でテレビの購入に挑戦した。価格ドットコム最安値の5万円に対して、ヤマダは6万円まで値引きしたうえ、ポイント(6千円相当)とハードディスク(5千円相当)をつけてくれた。実質4万9千円で買えたわけだ。

ただの風邪のために病院で順番待ちなんか鬱陶しい

先日ちょっと思うことがあり、病院へ出かけた。「カゼを引いたみたいなんですが、実は先日、会社の同僚が結核で入院したんです。自分も感染したんじゃないかと心配で」
受付に告げると、待合室はかなり混み合っていたにもかかわらず、すぐに診察を受けることに。結核の疑いがある患者は、優先的に診察することが義務づけられているらしい。診察室に入るなり、医者が尋ねてきた。
「同僚の方が結核と診断されたのはいつ? あとその方、入院前に咳をしてたと思うけど、いつぐらいから始まったか覚えてる?」
「入院は3日前です。咳が出はじめたのは、たしか2週間くらい前だったかな」
「じゃあ、あなたはただのカゼだろうね。結核は感染から発症まで最短でも数カ月かかるから。とりあえずカゼの薬を出すけど、症状が治らなければもう一度来て」
医者の言うとおり、結局ただのカゼだったのだが、ふと気づいた。今度カゼになったとき今の手順を踏めば、待ち時間なしに…。