会話のタネ!雑学トリビア

裏モノJAPAN監修・会話のネタに雑学や豆知識や無駄な知識を集めました

タバコが激安で買えるの理由がある

ネット上には『激安タバコ代行』などと掲げるサイトが数多くある。海外で売られているタバコ(日本で売られてる銘柄も多数あり)を安く購入できる個人輸入代行業者だ。サイト上に表示される銘柄から選び、カートン単位で注文できる。どれくらい安いか。たとえば日本では1箱440円のマルボロがここで買えば1箱320円である。1カートンならその差は1200円。どれだけ大きいか、喫煙者ならば身に染みるほどわかるだろう。安いのには理由がある。関税を支払っていないからだ。商品欄に『菓子類』や『衣料品』などウソの記載をしてくるのも関税逃れのためである。万が一チェックが入った場合、追徴課税されるのは購入者当人となる。知っておくべし。

何でこんなものが売っているんだと言うものにカギ屋が使っている開錠道具(ピッキングツール)がある。これは、犯罪につながりうるシロモノなので、03年以降、国内では正当な理由を持たない人間に対しての販売が禁じられている。だが実情、ネットのアングラショップでは、いまだにピッキングツールを身元不明な者にまで販売している。
その気になれば、『ピックガン』や『サムターン回し』なんていう、ほとんど技術いらずで使える道具が数千円程度で購入でき、中にはピッキングマニュアルまでご丁寧に販売している業者まで。危険だ。

近ごろは物騒な世の中だけに、いざというときのために武器を隠し持っておきたいと考える人もいるらしい。そんな人向けの危ないお店が、この日本に存在する。ステッキや傘、ペンの柄に刃物を仕込んだ偽装ナイフをごく普通に売っているのだ。パッと見は、ごく普通のステッキやペンだが、柄のカバーを外すと金属製の刃が現れる。あくまで模造刀なので剣先は刃ではないが、材質が金属なので人を傷つけるだけのレベルに簡単に改造できてしまう。これらの偽装ナイフは所持する正当性が認められにくいので、職務質問ではかなり面倒なことになることを覚えておくべし。

BS・CS無料視聴の方法を手取り足取り教えるアキバのあきれたお店

BSやCSなどの有料放送を、特殊なアンテナ機材を用いて金を払わずに視聴する̶。もちろん違法行為だが、秋葉原の電気街には、その機材を販売している店が多い。『無料チューナー』なんて名称で店頭に並べていて、値段は数千円から3万円くらいか。そしてだいたいこんな但し書きが付いている。「質問不可」使い方は教えられません。勝手に調べて使ってください、ということだろう。だが一店舗だけ、興味深い店がある。販売している機材は5万円と他より少し高いが、とにかくサービスが徹底している。客の自宅の位置を確認し、アンテナの取り付け方、機材の設定の仕方を手取り足取り教えるばかりか、放送会社が不正視聴を防止するために周波数を変えたときなどには、アフターフォローで突破方法を指導したりまで。なんて店だ…。