会話のタネ!雑学トリビア

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小売店のみなさんご注意を。防犯ゲートをくぐりぬける万引きと値札付け替えサギの手口

万引き常習者にとってやっかいなモノのひとつが防犯ゲートだ。未清算の商品がゲートを通過した途端、けたたましい警告音が鳴るあのゲートがあるだけで、万引きの難易度は各段にアップする。
売店の防犯ゲートには電磁波式と電波式の2種類あり、アルミホイルが有効なのはそのうちの一つに過ぎないのだ。とはいえ、ゲートを見ただけではどちらのタイプか見分けるのは意外と難しい。だったら防犯ゲートに反応するタグを商品からはずせばよさそうなものだが、万引き常習者にとってリスクは高い。店によってはダミーのタグをわかりやすいところに取り付け、本物のタグを見つけにくい場所にわざと隠すなどといったトラップを仕掛けていたり、タグをはずした瞬間、ブザーが鳴るタイプもあるからだ。
万引き常習者は万引きを行う際は、2人一組で動く。もちろん、店に向かうとき、2人は他人同士の設定で、ひとりは万引きの実行役、もうひとりはカバンにあるアイテムを忍ばせておく。輪っか状に束ねた長さ1メートルほどのLANケーブルと電源をオンにした小型ラジオだ。重要なのは、この2つがどんなタイプの防犯ゲートでも高確率で誤作動を起こさせる働きがあることだ。あとは実行役が万引きを完了して店を出る際、相棒役も同時にゲートを通過するまで。
警報が鳴った瞬間、店員はたいていこちらが2人同時にゲートを出ていく光景を見ていない。そのスキに実行役は速やかに店を離れ、何も盗ってない相棒だけがその場にとどまって店員に説明するのだ。
「なんかいきなり警報が鳴っちゃって。カバンもポケットも調べていいですよ」
そもそも防犯ゲートは誤作動が起きやすく、日ごろから店員も対応に慣れている。誤作動の原因として認知されているLANケーブルとラジオを見た時点で、即座に納得してくれるのだ。
「あっなるほど、お客様の持ち物がセンサーに反応したようです。大変失礼しました」

となってしまうのだ。2人組なら注意してみた方が良い。

続いては詐欺の手口だ。といっても内容はシンプル極まりない。よくスーパーには、売り物の値札シールを張り替えて、実際の値段より安く買おうとする悪い主婦がいるが、原理はあれとまったく同じだ。
取り換えるのはシールではなく、プラスチック製の輪っか状のヒモのついた値札のやつもいる。あの手の値札は通常、衣類や靴、雑貨類によく使われており、簡単には取り外せない。だから店側もまさか値札を張り替えたりはされないだろうと油断しているわけだ。が、実は簡単にできる。ホームセンターや100均には「タグ紐」「タグループ」の名称で普通に売られており、どのメーカーの製品も見わけがつかないほど外見は一緒だ。だから、店員のスキをついて商品A(5千円)と商品B(1万円)の値札ヒモをハサミで切り、持参したヒモで商品BにAの値札を取り付ければ…。
売り物の種類が多いホームセンターのような店では、いちいち品物の値段など店員は覚えていないものだ。小売店のみなさん、怪しい動きにはご注意を。