金も地位もあるc氏にヤクザの王道とでも言うべき女のコマシ方を教えていただこう。
「私の場合はキャバクラ一辺倒でね。女のコにキスしたり、胸を触りまくったりするだけです(シマ内の店は5千円で遊び放題、お触りし放題とい一刻いわゆる《ヤクザ待遇》らしい)」
お触りしまくり…。いかにも嫌われそうだが、これがかえってモテるのだと氏は言う。
「なんでこの人、こんなことができるの?いったい何者?』
って興味を示してくれるんです
《アフター》はとにかくゴージャスな演出を心がけるのが彼の
やり方。寿司屋や焼き肉はもちろん、夜中、突然、温泉付の別荘に出かけるなんてワザも使うらしい
心身ヤクザ好きにはヤクザらしく振る舞うのが一番でしょ
どうだろ。7割方はオチるかな」
もちろん、すでに男のいる女もいる。ヤクザの女は死んでもヤクザの女。後から怒り心頭となった同業が現れることも少なくない。
「ドス抜かれて、テメーこの野郎なんてしょっちゅうでね。けど、そんなもん関係ない。自分の組と名前を言や、大抵カタがついちゃいますから(笑)」
痴話喧嘩一つとっても、モノを言うのは本人の器量?
氏が自分の組の大きさに感謝するのはまさにそんなときだという。