一定の金額の買い物をした客に、無料の商品引換券をプレゼントするコンビニのスピードくじで、確実に当たりだけを引き当てるテクニックがある。
箱の中のスクラッチカードには2種類ある。1つはプレゼント商品が印刷された当たりクジ。もう1つが、銀色の塗料でコーティングされたスクラッチカード(ハズレ)だ。
この当たりとハズレの2枚の券を指先で触り比べてみると、当たり券は表面がツルツルしているのに対し、ハズレのスクラッチカードは、銀色のコーティング部分がザラザラしている。
そのため、レジ先でクジの箱に手を入れたまま「あれ、あれ」などと言いながら、ツルツルした当たりクジを判別して抜き取る連中が後を絶たない。