会話のタネ!雑学トリビア

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totoはサッカーの試合中止が事前に告知されても販売は中止にならないのでその週は超狙い目

男の夢といえば、ギャンブルでの大勝である。
意外と思われるかもしれないが、俺はギャンブルをほとんどしない。パチンコやパチスロは好きだが、あれは「ちゃんと調べて我慢ができれば、長期的には必ず勝てるから」であり、楽して一攫千金を夢見ているわけではない。

天井から1万枚出たとか、潜伏確変から大連チャンして3万発出たとか、そういうレベルの大勝ちなら何度かあるが、そうは言っても十数万レべルのもので、人生が変わる額ではない。
 

人生を変える勝ちとは1千万とか1億とか、そういう桁が違う額の勝利だ。欲を言えば1億欲しいが、まあ1千万でも良しとしよう。
というわけで、今回はガチで「大勝」を狙いに行く。
もちろん、運任せではなく理論とひらめきで論理的に勝ち取るのだ。取ったら言うまでもなく連載はやめるので、これが見納めになるかもしれない。先にさよならを言っておこう。

4試合中止なら超狙い目

千万クラスの勝ちとなると、宝くじとかtotoみたいな公営のギャンブルをどうにか攻略するのが現実的か。
まず宝くじだが、当たりくじの番号は抽選日までわからない。誰に対しても平等ではあるが、言い換えれば「誰がどうやっても、どうにもならない」ということでもある。パス。
同じ理由でロト7もダメだ。スクラッチくじなら何らかの方法で透視する方法があれば、売り場に就職して透視し、当たりくじだけを抜けるかもしれないが…。
公営のギャンブルでそんなことやったら100%捕まる。
次にサッカー14試合の結果を参照して行われるtoto。
これには自分で結果を予想する通常のtotoと、機械任せで抽選されるtotoBIG の2つがある。
何かやれそうな気がするのは通常のtotoだが、totoは比較的1等が出やすいギャンブル。ガチガチの試合が多かったり、引き分けが少なかった回(Jリーグの試合が引き分けになる確率は約2割と低いため、予想が難しくなる)は1等が複数出る。
そうなった場合は賞金が激減し、1億どころか100万にもならない。5月頭のtotoでは割と順当に決まったゲームが多いうえに引き分けが1試合しかなかったため、1等が
50本も出て賞金は75万。1等当てて75万って、夢のない話だな。
そうなると結果が予想できない代わりに、当たった際の見返りが大きいtotoBIG しか選択肢はなくなるわけだが、自分で勝敗を予想できない時点でやってることは宝くじやロトと同じ…と思いきや、規約を読むと抜け道があった。
「14試合中10試合の開催があればくじは『成立』となり、中止となった試合やチームの予想は『すべて的中』として取扱います」
つまり、中止は的中扱いになるため、4試合までなら試合は中止になってくれたほうがありがたいわけだ。
そのうえ、totoはサッカーの試合中止が事前に告知されても販売は中止にならない。5試合以上の試合が中止になった場合は不成立となり、払い戻しになるだけ。そのため、中止が事前に告知された週は超狙い目になる。
実際に第838回のtotoBIG は地震と豪雨で4試合が中止になり、1等が66本も出たらしい。それでも13億のキャリーオーバーがあったため、当選金額は2674万。夢のある数字だ。
計算すると、4試合が中止になった場合の1等当選率は約6万分の1なのだが、
totoBIG は1口が300円。
2674万円を当てるために6万口買っても投資は1800万なので、理論値もプラスになっている。これはまさしく必勝法といっていいだろう。キャリーオーバーがない場合、理論値はマイナスになるが。
 …ただ問題は、4試合が中止になることは滅多にない。今すぐ勝負したいんだよ俺は。他を当たろう。