会話のタネ!雑学トリビア

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刑務所ではノーマル男性がホモやゲイに欲情してしまうケースも

雑居房の新人にとって、最大の関心事は同僚たちのメンツだろう。下着を盗んだだけなのに、連続殺人犯と同じ房に入れられちゃ、怖くて夜も眠れない。

が、心配は無用。受刑者は犯罪傾向や刑期年数によって入る刑務所が異なる。周囲は同レベルの犯罪者ばかりだ。むしろ、注意すべき点は房内での人間関係だ。勝手な振る舞いがイジメや暴力の対象になりかねない。まず新入りは皆に好かれることが重要。便所掃除や看守の見張り役など、皆が嫌がる仕事は率先して引き受けよう。
だが、どうにも房の雰囲気に馴染めなかったり、イジメのターゲツトにされたら、担当刑務官に別房行きを訴えればいい。刑務所は囚人がケガや病気にならぬよう常に配慮している。

真剣に願い出れば、しかるべき処置を施してくれるハズだ。それでもダメなら、究極の手段に出るべし。勇気を振り絞って、刑務官の目の前で相手をぶん殴るのだ。囚人同士のいざこざは、ケン力両成敗が原則。即座に当事者たちは別の房に移される。ただ言うまでもなく、これは仮釈放取り消し、懲罰必至の超荒技。後悔のないよう、《使用前》に熟慮していただきたい。

ホモの存在も忘れてはならない。シャバの常識では考えられないが、女っ気ナシの環境では、ノーマル男性が同僚のケツに欲情してしまうケースも珍しくない。

もっとも、互いの合意の元で乳繰り合うぶんには何の文句もない。もしアナタがホモなら、懲役サバイバルを生き抜く上で、逆に強力な処世術になるだろう。問題はアンコ(女役)を強要された場合だ。

特に、相手が顔役(昔でいう牢名主)だとムゲに断るのは難しい。普段から会話に気を遣い、予防策を怠らぬよう心がけよう。

「ベトナムとかカンボジアが大好きで。しょっちゅう向こうで女買ってました」
「シャバにいるときは同時に5人の女と付き合ってたんスよ・しかもみんなフィリピーナ」
ヘルペスや淋病など具体名を挙げればさらに有効だ。それでもまだ言い寄ってくるなら、さっさと刑務官にチクるまで。ソク相手は別房行きだ。

ごく限られた品しか所持できぬ堀の中では、思いも寄らぬモノが重される。石けんやタオルといった日用品もそのうだ。囚人にとってこれらの品は、博打(囲碁・将棋やプロ野球などの勝敗。もちろん懲罰対象)の賭け品に、あるいは物々交換で同僚の特食(オヤツ。最高の楽しみ)をいただける重要なアイテムにもなり得る。

つまりは現金の代用品であり、その保有数が豊かさに比例するのはいうまでもない。ただし、ここでいう日用品とは、刑務所から支給される官物ではなく、自費で買う自弁のこと。刑務所によって様々だが、銘柄や特徴によってランクがあり、それによって価値も大きく変わる。

例として、尾道刑務所での人気を挙げておく。お気づきかもしれないが、拘置所の自弁はムショに持ち込める。コレは使える、価値があると感じたら、下獄前に必ずまとめ買いした方がよい。
石けん黒糖石けん理由一肌がツルツルする:高級だから。

薬用ミューズ理由一洗浄力、殺菌:力が強い、高級だから

タオル赤色理由一赤は出血を隠せるため

タバコを吸う人は、自動車整備所で作業する仲間を見つけておこう。整備所に運ばれてくる車の灰皿は、シケモクの宝庫だ。ただし、刑務所によっては事前のチェックで吸い殻をすべて捨ててしまうところもあるので要注意。

入手ルートはもう1つある。ムショでタバコが吸える人間うまり『民間の出入り業者』だ。例えば、機械の半導体チップを納入している業者がやってくる。彼らに頼めば、気軽に分けてくれるだろう。ちなみにこの出入り業責タバコ以外にも、様々な場面で利用価値が高い。

火の確保についても、業者からマッチやライターをもらえばoK。それが無理なら自分で起こす方法もある。まず、調達した太目の針金に、ツメ切りでいくつか切り込みを入れる。そして、ヤスリ状になった針金を便器の水道管に取り付けられたナットの角でコスるのだ。あとは、そのとき出る火花をチリ紙に引火させればOK。実用度はさほど高くないが、これができると周囲の賞賛を得られること請け合い。試して損はない。
意外に思われるかもしれないが、ムショではクスリを手に入れ、ラリることも可能。実は所内には医師がおり、睡眠薬や精神安定剤を処方してくれるのだ。ただ、ムショには毎日、仮病を装う輩がゴロゴ口いるため、診察は厳正。生半可な芝居では刑務官や医者を欺けない。そこで、ウソに自信のない方は、あらかじめ不眠症の診断書を手に入れておきたい。

拘置所の医局は敷居が低く、診察も簡単な間診のみだ。もっともらしく症状を訴えれば、あっさり書類を書いてくれるだろう。もちろん、その診断書は刑務所でも有効なので堂々とクスリをもらえはよい。
オナニーは何とも味気ない。深夜、布団の中で。コソゴソするか、交替で便所に入るか。せめてオナニーグッズを使うくらいの遊び心は欲しいものだ。自弁のハントクリームに少量の水を混ぜ合わせるだけでラブローションが作れることを御存知か。

入手可能なら女性用のクリームの方がべター。柔らかい香りが女の肌の匂いに似て、がぜん興奮できる。ちなみに、香りがもっとも芳しいとされるウテナは東京拘置所でしか手に入らない。運良くブチ込まれた方は必ず買いだめしておこう。
電動オナニーホールも自作可能だ。用意するものは、食器洗い用と流し洗い用に支給された房内のスポンジ2つ。これに石けんの泡、もしくは件のラブローションを含ませる。あとは息子をサンドウィッチにして、スポンジの上に電気力ミソリを添えればでき上がりだ。力ンガンこするもよし、微妙な振動に陣いてもよし、お好きなように楽しんでいただきたい。ただ、忘れてならないのは、スポンジは房の共有物だということ。使用時はくれぐれもバレぬよう。

ムショにいながらにして女をナンパできるのだ。まず拘置所に入った段階で、「愛の告白」など、文通コーナーのある女性誌を購入。住所掲載のされている女に片っ端から手紙を送りつけ(拘置所では誰とでも手紙のやりとりが可能)、ペンパルを数人作っておく。

そのとき、できれば相手に写真を送らせ、好みの女を厳選しておきたい。首尾良く親交が深まれば、刑務所に入るまでに、彼女らを親族として申告(イトコが妥当)。これで準備完了だ。

「君に出会えてオレもようやく立ち直れそうだよ」
「え、ホントワウレシイー」

笑ってはいけない。面会のたびにクサい言葉をかけ続けた結果、出所後、チンポまで立ち直らせてもらった連中もいるのだ。とりあえずそうなる日を夢見て、まずは彼女たちの艶やかな肌をオカズにシコシコと励んでいただきたい。

囚人にとって、いろいろな犯罪者との出会いは、ムショで得られる数少ない財産の1つだ。しかし、せっかく仲良くなれても、彼らの電話番号を書き留めておくことはできない。刑務官が定期的にノートの類にチェックを入れるのだ。そこで、暗号の出番である。暗号は使われる刑務所によってマチマチなので、ここでは代表的なもの2つに留めておく。

文字→数字へ変換するもの。電話番号の「0-9」をひらがなの「あーこ」に対応させ、該当の文字がそれぞれ行頭に来るように文章を作る。もううは、漢字の画数と数字を対応させる(0だけは『無』と表示)方法だ。囚人たちの暇つぶし法で漢字練習は人気がある。バレることはほぽない。
堀の中の生活を天国とするか地獄とするか。それを左右する最大要因が昇級だ。通常、級の上げ下げは滞級期間、作業成績などいろいろな条件が加味されるワケだが、その中に賞詞の有無があることは囚人の間でもあまり知られていない。

賞詞とは立派な行動をとった囚人がもらえる一種の賞状のことで、うの刑務所で年に数回出るか出ないかという貴重なもの。当然のごとく、あればグッと早く昇級できる。

だったら「立派な行動」を偽装すればよい。実は、ムショ内で現金やタバコの吸い殻を発見した囚人は無条件で賞詞がもらえるのだ。懇意の出入り業者に頼み、それらの品を所内の至るところに隠しておこう。