会話のタネ!雑学トリビア

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中学時代の文集で有名になりそうな人ランキング1位・現実はどうなった?

良いランキングで1位になった人を追いかけたい。
中学時代の文集で『有名になりそうな人ランキング』1位に選ばれたヨッシー君だ。
 ヨッシー君の本名を聞いてもよく知らないので、彼が有名人でないことは明らかなのだが、ひょっとしたら狭いギョーカイでは名が売れてたりするのかも。
 彼に関しては別に悪いことを書かれたわけじゃないので、正攻法でインタビューを申し込み、快諾を得た。現在は静岡の食品関係の会社で働いているそうだ。食品関係の有名人……どうなんだろ。インタビューは喫茶店で行われた。
「えっと、何を話せばいいんですか?」
「電話でも話したんですけど、卒業文集に将来有名になると書かれたそうで、そのあたりのことを」
 彼は苦笑いを浮かべる。
「そうでしたっけ。覚えてないなあ」
「ほら、これ見てくださいよ。1位ですよ」
「ふーん、ホントだ」
 照れるヨッシー君、中学時代はサッカー部のキャプテンで成績もそこそこ優秀だったので、明るい性格ではあったようだ。
「まあ、そんな感じだから適当に選んだんじゃないですか」
 結婚できなさそう、コジキになりそうの2部門はイイ線を突いてたのに、有名人部門はこんなもんか。ガキの予測もアテにならんな。さてはアホ中学か。その後も、聞けば聞くほど、ヨッシー君の〝無名人〞ぶりばかりがあらわになるだけだった。
 大学時代はずっと寝てた、彼女は銀行の事務員、仕事は地味な営業で社内賞を取った経験もなし。これじゃ有名にはなれないよ。
「ですよねぇ、そういえばフットサルは得意ですよ。この前の大会では準優勝でしたし。これって有名人になる第一歩じゃないです?(笑)」
 ないない。
 ああ、つくづく子供って残酷だな。悲観的な予想だけはバッチシ当てるんだから。