『ショック。会社休む』
『悲しすぎてもうライブ行けない』
ちょっと待った。なんであんたらがショック受ける必要あんの?二股かけられてた片方だったならわかるけど。 もしや、まさかとは思うが、福山とどうにかなる可能性を感じてたとでも言うんだろうか。
●ましゃロスしてるということなんですけども、加奈子さんと結婚する可能性があると思ってたんですか?
○そんなおこがましいコトは言わないですけど。
●じゃあ落ち込む必要はないと思うんですが。
○やっぱり今後のカレを支えていく存在が、私たちじゃなくて吹石だって気づいたからですかね。
●ん?
○ファンとして応援することでカレの人生を少しでも応援できてると思ってたんですけどね。吹石っていう存在が明るみに出たことで、もう彼女がイチバンって判明しちゃったじゃないですか。
●かといって加奈子さんが一番だったわけではないと思いますが。
○そうじゃなくてファンそれぞれが彼と対等だったと思うんですよ。
●対等?
○それぞれが1対1の関係だったというか。でも吹石の存在が判明したことで、ただの大勢のファンに下がっちゃったっていうか。
●いや、ずっとただのファンだったんじゃないですか?
吹石さんとイチャイチャしながら、「今日のライブもよく知らん客がうじゃうじゃ来てたよ」って言ってたんじゃないですかね。
○そんなわけないじゃないですか。ましゃのこと知らなすぎですよ。
●もし吹石さんの前に加奈子さんがリアルに出会ってたら、って思います?
○出会ってたら、もしかしたらイイ関係になるっていう可能性はなくはないですよね。まあ出会うこと自体が難しいんですけど。
●付き合ったり結婚したりすることもあったかもしれない、と。
○まあそうなったら奇跡ですけど。でももう今後はその奇跡も起こり得ないわけですから。
●今後は、じゃなくて、以前も起こり得なかったんですけどね。
○そう言い切れますか?
●言い切れます。とにかく、今はそんなにファンじゃないんですか。
○そうですね。YouTubeぐらいは見ますけど、ライブとかはもういいかなって。
なんとこの方、吹石さんより前に出会っていれば可能性があったとおっしゃっている。5億パーセントありえねーから!
●ましゃロスされたそうですが、麻里さんは福山さんと結婚できる可能性を感じてた、ってことですか?
○いえいえそれはさすがに。ワタシも結婚してますし。
●ではなぜショックを。
○とにかく心にぽっかり穴が空いたって良く言いますけど、今はまさにアレです。「ましゃがいなくなっちゃったんだなぁ」ってカンジで。
●いなくなってはないんですけどね。
○ハハハ。テレビとかでワタシたちに見せてくれる笑顔がウソくさく感じちゃうんですよね。
●どうしてですか?
○結婚相手は「素」のましゃの笑顔を見れてるわけで。格差に気づいたのが一番ツライです。
●でも、以前から福山はプライベートと仕事を使い分けてたんじゃないですかね。
○そんな。ましゃはワタシたちが喜んでる姿を見て本当に嬉しそうに微笑んでましたよ。
●まあ、仕事ですからね。ミュージシャンというより男として好きだったってことですか?
○まあそれに近いとは思うなぁ。
●でも芸能人とファンの立場ですからね。どうこうなる可能性はないわけで…。
○だからそれはわかってますって。
でも独身のましゃと、既婚のましゃでは、やっぱりコチラの気持ちの入れようが違いますよ。
●どう変わってくるんでしょう。
○ドキドキしなくなったかな。
●それはなぜ?
○前はましゃがファン一人一人を彼女と考えてくれてたと思うんですよ。やっぱり笑顔をたくさん見せてくれてたし。
●うーん。
○でも今は相手がいるでしょ?
だからそうは考えてないはずだから。それが寂しいです。
●そもそもファンを彼女とは考えてないと思いますけど。
○ましゃはそういう人なんですって。
●そうだとしても麻里さん一人に向けた笑顔じゃないですから。いまいちロスしてる理由がわからないのですが。
○なんだろ、初恋の人が女友達と結婚したみたいな感覚ですね。
●どういうことですか?
○相手が無名の人で顔も知らなかったらいいんですよ。でも吹石一恵は芸能人じゃないですか。だからイヤなんです。友達に男を取られた感覚ってのが一番しっくりきますね。
まさかの意見だ。吹石さんを友達のような感覚でとらえているなんて。
●ロスしたってことは、福山さんと結婚できると考えてたのでしょうか?
○いや。でも率直に悔しかったですね。
●悔しい?
○あ、別に付き合いたいとかそんなのはないですよ。もし何かしらのきっかけがあって対面したとしても、私なんか好いてくれないだろうし。
●ですよね。
○でも悔しいですねー。だって、もし本当に対面できたとして、付き合ってはくれないだろうけど、ひと晩ぐらいはそういう流れに持っていけたかもって思うじゃないですか。
●ワンナイトラブですか。
○たとえばカレのライブに行ったあとふらっと入ったバーで、カレとかスタッフがたまたま打ち上げをしてて、その流れで、とか。妄想しますもん。
●その妄想ではそのあとどうなるんですか?
○お酒が入ってるので、私もグイグイ押すと思うんですよ。そしたらやっぱりカレも男だし、ちょっとムラムラしてきたらそのままホテルにお呼ばれして、とか。
●でもそれは妄想ですよね。だったら福山さんが結婚してようがしてまいが、どうにでも妄想できると思うんですけど。
○それはダメなんですよ。だって結婚してたら、いくらお酒のチカラがあってもそういう展開にはならないじゃないですか。
●え?
○だって不倫になるから。
●妄想なんだから自由に設定すればいいじゃないですか。吹石さんにナイショで会うみたいな設定にすればいいと思うんですけど。
○カレには浮気とかはしてほしくないですもん。
●はぁ。
○リアルじゃなくなっちゃうのでムリですね。カレってラジオとかライブで下ネタばっかり言ってたんですよ。でも実は誠実な人だと思うんです。その前提を崩して妄想するわけにはいかないので。
●なるほど。結婚によって妄想に邪魔が入ったってことですね。
○そうです。制限が出てきたってのが一番悔しいです。
●エッチまでは持っていけないと。
○そう。彼女に怒られちゃうから。アハハ。
要するにオナニーできなくなったってことみたいだ。いやいや、したらいいのに。
●由菜さんは福山さんと付き合うとか、結婚できると考えてらっしゃったんですか?
○ゼロではないでしょ?
誰のものでもなかったら。叶わぬ恋でしたけど。独身でいてくれたら希望はありましたね。
●それで落ちこんでるんですか。
○……なんていうか、勝手になんですけど、友達以上恋人未満、みたいに考えてましたから。
●実際に面識があるんですか?
○ないですないです。でもそのぐらい親近感を覚えてたので。
●てことは実際は友達未満ですよね。
○…ライブでね、アンコールがあるじゃないですか。
●はい。
○ましゃはステージに戻ると私たちに「呼んだ?」って聞いてくれるんですよ。
●はいはい。
○呼びますよそりゃ。今でも呼んでますよ。
●どういうことでしょう。
○大事な人なんですよね。だから手の届かない場所に行ってしまって悲しいんです。もう呼んでも戻ってきてくれないんですけど。
●結婚前の福山さんだって同じように手の届かない男だったと思うんですが。
○そうですね。でもその距離がすごく遠くなったっていうか。今までは国内にいたましゃが、外国に住んでるみたいな。
●どうして結婚すると距離が遠くなるんですかね。
○好きな男性が違う人と結婚したら悲しいじゃないですか。
●うーん。でも元々結婚の考えられる間柄ではなかったんですもんね。
○それでも、好きな人が目の前からいなくなったらツライですよ。
●目の前には元々いないですよね。そりゃあライブのときは割と距離は近いかもしれないけど。
○でも気持ちとしては、友達以上恋人未満なので。ましゃにライブとかテレビ画面を通して幸せにしてもらったコトが何度もあったし。ただの友達だったらそこまで幸せに感じさせてくれることはないじゃないですか。
●既婚の福山さんから、テレビとかを通して幸せをもらえることはないんですか?
○ましゃが幸せを与えるのはブラトップ(吹石が出演したCM)の子だけですから。それは当たり前じゃないですか。奥さんなんだし。
●今までは彼女も奥さんもいなかったから、由菜さんとかファンに幸せを届けてくれてたってことですか?
○そうですね。やっぱりそういうのってどうしても表情に出ますよ。さんざん奥さんに幸せを与えた後の残りカスみたいなのを届けられても、私には届かないです。
この人が一番ツラそうだった。にしてもいちファンなのに友達以上だなんてよく思い込めるものだ。ブラトップの子って呼び方も、名前すら口にしたくない気持ちが出てて良かったです。