会話のタネ!雑学トリビア

裏モノJAPAN監修・会話のネタに雑学や豆知識や無駄な知識を集めました

タバコを吸いたいけどここって路上喫煙禁止エリアだから見つかるとカネ取られるのか?

これから私が話すのは、多くの都市で施行されている「路上喫煙禁止条例」が、いかに
有名無実化しているかを、客観的事実に照らし合わせて証明するものだ。決してルール
違反を奨励するためのものではないことをあらかじめ断っておく。
現在、条例違反者に対する処分は、各市区によって3つのパターンに分けられる。
①「道端でタバコを吸っちゃいけませんよ」という注意勧告
②罰金を科す
③過料を徴収する
①については説明不要だろう。口うるさいオバハンにガミガミ言われるのとまったく同
じ、違反者は痛くもかゆくもない。続いての②は、刑法上の罰だ。つまり街中でプカプカやってるところを見つかれば、金銭罰を受けるうえに前科もつく。ただそのためには裁判が必要なのだが、手続きに手間がかかることから、実際は①と同じく監視員の注意ですませているのが現状だ。私が調べた限り、罰金刑が適用された例は今のところほとんどない。
③は行政上の処分で、違反を発見した場合、監視員はの場で金を徴集できる。しかし相手に「現金の持ち合わせがない」と言われれば、それまでだ。条例には財布や身分証の提示を強制する権限などない。後払いを約束させて納付書を郵送しようにも、教えられた住所が架空のものなら打つ手はないのだ。事実、過料の踏み倒しは全国のいたるところで起きている。