会話のタネ!雑学トリビア

裏モノJAPAN監修・会話のネタに雑学や豆知識や無駄な知識を集めました

東方神起のライブでも発覚した良席で観るためのニセ車椅子

大規模コンサートや人気スポーツの試合会場では、必ずと言っていいほど車イス用の客席スペースが用意されている。そこへ入るには、チケット購入時にあらかじめ車イス席を希望するパターンが大半だ。いずれにせよ、車イスの専用スペースは比較的グッドポジションである場合が多く、なおかつ一般席よりチケット入手における競争率もはるかに低いのが現実だ。この点に目をつけ、悪さを働く輩が後を絶たない。車椅子のレンタル業者を利用し、ケガ人や障害者を装うわけだ。事実、チケット入手が困難なことで有名な東方神起のライブでも、先頃、不正に車イス席用のチケットを購入した客が発覚し、ちょっとした騒動になっている。

ネットカフェで「財布を取ってきます」客の8割が戻ってこない理由

ネットカフェでタダ逃げが横行している。犯人らは、ネカフェを普通に利用し、精算のときにレジカウンターでこう切り出す。
「財布を忘れたんで、取りに戻っていいですか?」
この手の客への店側の対応は決まっていて、身分証明書のコピーを預かり「何時までに戻らない場合は警察に通報します」などの書面にサインをもらう。が、このパターンで外に出た客は、2割ほどしか支払いに戻ってこないらしい。残り8割は、お店が通報しても警察が動けないことを知っているのだ。ネカフェは会員制のため、入会時に身分証の確認をしている。これが「後で払いにくる可能性がある」という理由にあたり、無銭飲食ではなくツケを認めたことと同じ扱いになる。いつまでに支払うという期限まで決めていないので、結局はうやむやになってしまうのだ。