月159円で3年間電話し放題のガラケーを作る方法を教えよう。どこにどれだけかけても月159円だ。初期投資は1万6千円ほどかかるが、普通の電話かけ放題プラン月2700円を3年間使うのに比べれば、10万円近く安くなる計算だ。
ソフトバンクに〝501SH〞〝501KC〞という機種がある。
この2機種は〝ガラホ〞と呼ばれるもので、見た目はガラケーで中身はスマホ、というものだ。普通のスマホだと、電話かけ放題のプランは2700円。それに加え、ネットを使わなくても毎月ネット使用料2100円がかかってしまう。しかしガラホなら、ネットを使わなければネットのプランを外せる。つまり2700円で通話し放題だ。
そして現在、ガラホを番号のりかえ(MNP)で購入すると月に1437円の割引がつく。さらに本体を一括で購入すれば、本来機種代金と相殺される割引(月々割)も1320円つく。月の料金を計算すると電話かけ放題2916(税込)ガラケーのりかえ割▼1437月々割▼1320合計159となる。これが159円かけ放題の携帯だ。
では作り方を。まずMNP契約をするには、音声通話のできる回線から乗り換えねばならない。なのでまずは、乗り換えるための回線を作る必要がある。
手数料が一番安いのは「SonetモバイルLTE」の格安SIMだ。プランは一番安いTalkS2
で十分。こいつの新規契約を申し込み、SIMが届いたらすぐにMNP転出の手続きをする。手数料や解約金などが諸々で約13000円の出費だ。
その後、家電量販店などに問い合わせをして、ガラホの在庫を探す。生産数が少なく確保が少し難しいが、「カメラのキタムラ」グループでたびたび再販されているようなので、まずはここから当たってみるといいだろう。在庫があったら、機種を一括で購入した場合はいくらか尋ねる。ここは一括0円が望ましい。なお「実質ゼロ円」は絶対に購入してはいけない。単なる割賦契約なので、分割で5万以上の機種代金を払うハメになる。在庫を確保したら、店に出向きMNPで契約し(3千円)、すぐに設定から「モバイルデータ通信」をオフにする。そうしないとネットの接続料がかかってしまうからだ。翌日、ソフトバンクのサポートに電話をして、〝電話し放題プラン〞以外の勝手に加入させられているオプションをすべて解約する。これで作業は終了だ。