会話のタネ!雑学トリビア

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フェイスブックで友達になった見知らぬ外人の詐欺の手口

フェイスブックでリンゼイという見知らぬ白人の男性から友達申請が届きました。
プロフィールにはドバイ在住の銀行家と書いてあり、悪い人ではなさそうだったので申請を受け入れ友達になりました。その後、私はちょっとした金銭的な不安を持つことになります。彼が悪人なのか善人なのか、今の時点ではわかりません。
友達になった翌日、リンゼイ氏から英語のチャットメールが届きました。翻訳サイトを使ってその長文メールを読んでみると、驚きの内容が。
10年前、彼の勤める銀行へアキラ・ヨシアキという男性がやってきて、1400万ドル(約14億円)の預金をした。その口座を任せられていたのが、銀行のマネージャーをしていたリンゼイ氏だった。その後、アキラ・ヨシアキ氏が、中国の大地震で亡くなったことを知り、口座に残された預金の処理に困った彼は、私に連絡をした。なぜ関係のない私に連絡をくれたのか。その理由は、私の名前が故人となったその男と同じであり、その口座の潜在的な後継者にあたるから。ただし14億のうち半分は銀行に、残りの7億は私が受け取る権利を持っている。
以上がメールの大まかな内容でした。これが本当だとしたらすごい話です。でもさすがにちょっと怪しい。そもそもドバイってどこだろう?すぐにネットで調べてみると、どうやらすごくお金持ちの国で、この銀行も大きな資金を持った実在する銀行だとわかりました。
この人の話がウソか真かわからないけれど、ちょうど勤めていた会社を辞めたばかりで、新事業を始めようと考えていたので、まとまった資金が手に入るならそんなにありがたい話はありません。
しかも輸入転売の副業も考えていた矢先で、英語の翻訳サイトに登録したばかりでした。まさにいま、私は人生の節目を迎えているのでは?詳しい話を聞かせてほしいと、
英語で短い返信メールを送ると、翌日にはリンゼイ氏から連絡を聞いたという弁護士の方から返事が届きました。資金を口座から引き出すために使う書類(委任状、預金証書など)の写真が添付され、こちらの名前や住所、口座番号などの個人情報を教えてほしいとのこと。そのメールの最後には、アラブ系の弁護士事務所のホームページのリンクもあります。弁護士に個人情報を送り、さらに何度かのメールのやり取りを続けると、「緊急」とのタイトルで、手続き費用として24万円が必要になるとの連絡が来ました。
そんなこと急に言われても、すぐには払えません。2日ほど放置していると、今度は「注意」のタイトルで送金依頼のメールが送られてきました。かなり切羽詰まった状況らしく、このまま放置するなら、弁護士も手を引かざるを得ないとまで書いてあります。それはさすがに待ってほしい。送金方法を尋ねたところ、日本の旅行会社からドバイの指定口座に送金する方法を教えてくれました。翌日、私は車を走らせ、銀行から貯金の24万円を降ろし、旅行会社から送金しました。その2日後、弁護士から送金のお礼と、手続きが順調に進んでいるとの知らせが届きました。これで一安心です。最初は半
信半疑だったけれど、どうやらこの弁護士はしっかりと手続きを行ってくれてるようです。 ところがその翌日、その弁護士から再びメールが届きました。
『こんにちは。残念なことに、手続きのわずかな遅れが残念な結果を生んでしまった。たったいま、銀行の役員と議論を交わしたとろ、高等裁判所に支払わねばならない必要な金額が160万円あるとアドバイスされた。早急に下記の場所に送金してほしい。資金転送の失敗を避けるため、ミスのないよう注意されたし。銀行名:アブダビイスラム銀行 口座番号:XXXXXXX』そんな。おそらく私が最初の送金を遅らせてしまったせいです。送金しなければ、最初に払った24万円も無駄になってしまう。でも、この前に手にした退職金だけでは160万には届きません。そうだ、生命保険を解約すれば数十万になる。残りはクレジットのキャッッシングを使えばどうにか間に合うはずです。
翌日、保険を解約し、キャッシングで50万を降ろし、再び送金しました。
『こんにちは。銀行口座に160万円の手数料が振り込まれたことが確認できた。ただし、あなたの口座に資金を転送する前に、税金として4万7千850ドル(490万円)の支払いが必要になる。私に、いつお金を送る用意ができるか知らせれば、私は必要な支払い手順を得ることができる。感謝します』
さらに490万?さすがにこれはおかしいんじゃ…。