※この記事は知的好奇心を満たすためにお読みください。実行されると罰せられるものもあります。
ビックカメラでは、「他店より1円より高い場合は~」と値引き交渉に応じる旨のアナウンスをしている。ある日、ネットの激安通販業者が表示している破格の値段をスタッフに申し出てみた。ビックカメラよりも5千円ほど安い金額だ。
「…そうですねぇ。では、お客様のご提示の金額まで値引きはさせてもらいますが…」
スタッフはそう前置きし、こう切り出してきた。
「『suicaカード』へ入会してもらえませんか?
クレジットカードなんですが」
値引き交渉をもちかけると、ビックカメラっていつもこう言ってくるだよな。こっちはクレカなんていらないんだけど…。しかし、そのときは結局、スタッフの説得に押され、クレカを申し込む流れに。必要書類に記入すると、一枚のカードを渡された。
「これは“仮カード”でして、まだ申し込みは完了しておりません。後日、お客様ご自身で“本カード”の申し込みを郵送で行ってください。ただ、とりあえず本日のお値引きはさせてもらいますんで」
というわけで、希望価格で商品は購入できたのだが、そこでふと思った。もう買い物は終わったんだし、約束を守らなくてもいいのでは? 本カードを申し込むと年会費がかかるみたいだし。というわけでそのままほったらかしにしておいたのだが、店からの催促などは一切なかった。ラッキー。