会話のタネ!雑学トリビア

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携帯電話料金の現金化サービスの実態

携帯電話でショッピングをしたときなどの代金を、商品を販売した店ではなく、携帯電話会社が代わりに払ってくれるサービスのことを「キャリア決済」と言う。商品の代金は、後日、携帯会社が電話料金と一緒に徴収する仕組みだ。
 そのキャリア決済を利用した金融業者が、ネット上に複数存在する。
 まず業者は「即現金化、振り込み可能」などと書かれたダイレクトメールで客を募り、依頼のあった客をモバオクに登録させる。モバオクは落札代金のキャリア決済が利用できるためだ。
 客は、業者が出品した電子マネーのチケットなど、実体のない商品を、借りたい金額の分だけ落札する。すると落札代金の70パーセントほどのお金が業者から口座に振り込まれる流れだ。翌月には、電話料金と一緒に落札全額を支払うことになるが、とりあえずすぐ手元に現金が入るため、利用者は少なからずいる。

また「車で融資」「乗ったままで融資OK」などの看板を見かけたことがあるはずだ。ついドライブスルー型のサラ金を連想する人もいるようだが、実体は車を担保に高金利でお金を貸すヤミ金だ。電話すると免許証、車検証、実印、印鑑証明、住民票などの必要書類を求められ、車をキッチリ査定されたうえで数万円程度の融資額が決まる。
 この段階で、車の所有権はヤミ金側に移るが、業者も保管料などを負担したくないので、客にそのまま車をリースする。つまり今までどおり自分の車に「乗ったまま」カネを借りられるというわけだ。 高金利のため自然と返済は滞り、その時点で車は回収され、金融流れカーとして売却される。

上の『クルマでお金』の家具バージョンで、申し込んでからの流れは以下だ。
 業者が自宅にやってきて、机やイス、家電など適当なモノを現金で買い取る契約を結ぶ。たとえば5万円などで。家具の移動などはない。形式上、買い取っただけだ。
 そのまま「たったいま買い取ったこの家具を週1万円でアナタにリースする」と契約を結ぶ。この時点で家具の所有者は業者であり、客は以降、毎週1万円ずつを払っていくことになる。
 つまりこれは家具リースを隠れ蓑にした闇金だ。いまの生活のまま現金が手に入るという意味では便利かもしれないが、その家具を取り戻すためには元金(この場合5万円)を一括返済しなければならない。返さない限りずっとリース状態は続く。一時的に現金が必要な人でなければ利用すべきではない。