会話のタネ!雑学トリビア

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女性向け風俗って何するの?

ネットで興味深い店を発見した。「女性専用性感マッサージ」を謳う『A』だ。ホームページを見た感じ、我々男が行くヘルスの女バージョンみたいな店らしい。しかも営業形態は「派遣型」ではなく、ちゃんと店を構えた「店舗型」である。想像するに、プレイ内容は手マンやクンニまでだろう。となれば店から出てくる女たちは挿入されたがっているのでは? てことは、店の前で待ち構えて声をかければ…。というわけで、さっそくホームページに記載されていた都内の住所へ。辿り着いた場所は、駅近のしっかりとしたマンションだった。Aが入っているのは上のほうの階だ。ん?入り口にオートロックがあるな。仕方がない。住人の出入りのどさくさ紛れに一緒に中へ入る。Aのドアの前までやってきた。さて、どんな女が出てくるかな?非常階段に身を潜め、様子を伺っていると、 ドアががちゃりと開い た。げっ!出てきたのは60代くらいのオバさんである。もちろん無理無理。スルーだ。
ところが、次に出てきたのもこれまたいい歳のオバさんだった。そしてその次もその次もオバさん…。何だこの客層は?
女性向け風俗ってこんなもんなのか。あるいはこの店がババアに人気なのだろうか。
せっかく足を運んできたの に、このまま帰るのはあまり につまらない。こうなりゃオ バさんでも何でも行ってやる。
と、落合の奥さんっぽいオバさんが中から出てきた。もうやけくそである。レッツゴー。
オバさんを追いかけ、エレベータに一緒に乗り込む。ひとまず1階まで降り、マンションを出たところで呼び止めた。
「すみませーん」
ここはストレートに切り出してみるか。
「さっき、そこのAから出てこられるところを見かけたんですけど」
オバさんの顔がぎょっと引きつった。
「ぼく、あのマンションによく行くんですよ。なんでAが女性向けのエロい店だってことは知ってたんですけど、どんな感じか気になってまして」
「……」
「おねーさん、話しかけやすそうだし色気もあるし、何かつい声かけたくなっちゃいまして」
それとなく持ち上げてみる。と、相手の表情がふっとゆる んだ。
「ふふふっ。へんなところ見られちゃったわね」
話に乗ってきたぞ!
「でもあそこ、別にそんなスゴイ店でもないわよ」
「どういう感じなんです?」
「どうって言われても」
「めっちゃ気になるんですよ。メシでも飲みながらじっくり 聞きたいくらい気になりますよ」
「またまた」
感触はいい。一気に誘ってみよう。
「よかったら、お茶でもどうですか?」
「何言ってんのよ、おにーさん」
「ホントにホントに」
「まあ、ちょっとだけならいいけど」
ほい来た!
駅前の喫茶店に向かい、テーブルに座った。
「あの店にはよく行くんですか?」
「まあたまに」
「けっこう好きなんですね」
「そんなわけじゃないけど」牛ガエルのようなこの顔、セックスのときはどんな感じになるのだろう。何気に想像すると、今さらながら萎えてくる。
「でも、あそこの店ってセックスまではないんでしょ?」
「そうそう。そうなのよ」
「へー…」
ちょっと言葉につまった。オレ、本当にこのオバさんとやりたいの? やけくそとしか言いようがないな。
「じゃあ今日もやっぱり不満足な感じでしょ?」
「まあそうね」
「よかったらぼく、協力しましょうか?」
「はい?」
「これから付き合いますよ。どうぞ、チンコを使ってくださいよ」
「はははっ」
オバさんは大げさに笑い、そして声を落として言う。
「ごめんね。今日はこれから用事があるから。また今度お願いするわ」
えっ、うそ!?
連絡先を交換したが、まだ 電話はかかってきてない。や っぱり即日じゃないとマッサ ージの火照りが冷めるのかな。